東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

 27日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では156.06円と12時時点(155.63円)と比べて43銭程度のドル高水準だった。米政府がコロンビアに対する関税賦課を撤回したことを受け、過度な警戒感が後退する中で午前に売られた分の買い戻しが入り156.10円まで上昇した。

 ユーロドルは小安い。15時時点では1.0463ドルと12時時点(1.0466ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円でドル買いの流れとなった影響を受けてじり安となる中、朝方に付けた安値を下抜けると1.0456ドルまで売られた。

 ユーロ円は買い戻し。15時時点では163.28円と12時時点(162.88円)と比べて40銭程度のユーロ高水準だった。ドル円に連れる形で163.30円前後まで買い戻された。もっとも、同時にユーロドルが下げた影響を受けたこともあり、上昇のスピードは緩やかだった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.29円 - 156.10円
ユーロドル:1.0456ドル - 1.0503ドル
ユーロ円:162.61円 - 163.75円


(川畑)
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