欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル 戻り鈍い
20日の欧州外国為替市場でユーロドルは戻りが鈍い。22時時点では1.0210ドルと20時時点(1.0197ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。19時30分過ぎにつけた1.0174ドルを安値に下げ渋るも、1.02ドル前後で上値の重い動き。今週これまで米1.00%利上げ思惑の後退や21日の欧州中央銀行(ECB)で0.50%利上げ期待を支えに買い戻しが先行したが、これまでもユーロの上値圧迫材料となっているウクライナ戦争の拡大やロシア産ガスの供給不安への警戒感が再燃し、ユーロの上値が重くなっている。
ユーロ円も上値が重い。22時時点では140.96円と20時時点(140.91円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。ロシアのウクライナ侵攻によるユーロ圏経済への懸念が再燃し、ユーロドル同様に戻りが鈍く、140円後半で上値が重い。
ドル円は小動き。22時時点では138.06円と20時時点(138.18円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが2.94%台まで低下幅を拡大し、ドル円はやや上値が重くなっている。ただ、138円前半の狭いレンジ内で推移しており、今週後半に日銀の金融政策決定会合を控えて方向感は鈍い。
カナダドルは上値の重い動き。6月のカナダ消費者物価指数(CPI)が前月比+0.7%、前年比+8.1%と市場予想を下回る結果となったことが材料視され、ドル/カナダドルは1.2907カナダドル、カナダドル円は106.98円までカナダドル安となった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.90円 - 138.37円
ユーロドル:1.0174ドル - 1.0273ドル
ユーロ円:140.61円 - 141.93円
(金)
ユーロ円も上値が重い。22時時点では140.96円と20時時点(140.91円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。ロシアのウクライナ侵攻によるユーロ圏経済への懸念が再燃し、ユーロドル同様に戻りが鈍く、140円後半で上値が重い。
ドル円は小動き。22時時点では138.06円と20時時点(138.18円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが2.94%台まで低下幅を拡大し、ドル円はやや上値が重くなっている。ただ、138円前半の狭いレンジ内で推移しており、今週後半に日銀の金融政策決定会合を控えて方向感は鈍い。
カナダドルは上値の重い動き。6月のカナダ消費者物価指数(CPI)が前月比+0.7%、前年比+8.1%と市場予想を下回る結果となったことが材料視され、ドル/カナダドルは1.2907カナダドル、カナダドル円は106.98円までカナダドル安となった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.90円 - 138.37円
ユーロドル:1.0174ドル - 1.0273ドル
ユーロ円:140.61円 - 141.93円
(金)