ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、小動き

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小動き。2時時点では135.03円と24時時点(134.95円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。市場が注目する7月米消費者物価指数(CPI)の発表を明日に控え、積極的な売買は手控えられているもよう。135円付近での狭い値動きが続いている。

 ユーロ円は伸び悩み。2時時点では137.98円と24時時点(137.96円)と比べて2銭程度のユーロ高水準。138円台を維持できず、弱い米株を眺めながら137.92円付近までじり安となった。

 ユーロドルは小安い。2時時点では1.0218ドルと24時時点(1.0222ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円につれ安となった他、対ドルで弱いカナダドルなど資源国通貨の動きも重しとなった。

 時間外で買いが強まっていたNY原油先物が一転下落し、前日比1%超安まで売られた。産油国通貨でもあるカナダドル(CAD)は、対ドルで1.2900CADまでカナダドル安に傾いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.67円 - 135.19円
ユーロドル:1.0189ドル - 1.0247ドル
ユーロ円:137.27円 - 138.32円


(小針)
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