東京外国為替市場概況・15時 ドル円、弱含み

 8日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。15時時点では143.77円と12時時点(144.20円)と比べて43銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが3.22%台に低下し、本日16時45分から三者会合(日銀・財務省・金融庁)が開催される、との報道を受けて、一時143.54円まで下値を広げた。
 
 ユーロドルは小幅高。15時時点で0.9997ドルと12時時点(0.9987ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。本日の欧州中央銀行(ECB)理事会を控えて、本日のNYカットオプション1.0000ドル付近での小動きに終始した。

 ユーロ円は弱含み。15時時点では143.73円と12時時点(144.02円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落に連れ安となり、一時143.56円まで下値を広げた。
 
 豪ドル/ドルは、ロウRBA総裁が「キャッシュレートの水準が上昇するに連れて、金利上昇のペースを緩やかにするケースが強くなることを認識している」と述べたことで、一時0.6713ドルまで下値を広げた。豪ドル円も一時96.68円まで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.54円 - 144.55円
ユーロドル:0.9980ドル - 1.0013ドル
ユーロ円:143.56円 - 144.32円

(山下)
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