東京外国為替市場概況・8時 NZドル、強含み

 15日の東京外国為替市場でNZドルは強含み。4-6月期ニュージーランド(NZ)国内総生産(GDP)が前期比・前年比でともに市場予想より強い結果となったことを好感し、NZドル買いが入った。対米ドルでは昨日高値の0.6025米ドルをわずかに上抜けて一時0.6026米ドルまで上昇。対円でも86.21円まで一時買いが入った。

 ドル円は小安い。8時時点では143.04円とニューヨーク市場の終値(143.08円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。朝方に一時142.91円まで下げる場面も見られたが、下値も限られている。なお、本日は5・10日(ゴトー日)とあって仲値に向けた本邦実需勢の動きにも注目したい。

 ユーロドルはもみ合い。8時時点では0.9982ドルとニューヨーク市場の終値(0.9981ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。前日終値付近での小動きとなった。

 ユーロ円は8時時点では142.79円とニューヨーク市場の終値(142.70円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。142.70円台でのもみ合いとなり、本邦勢の本格参入を待つ状態となっている。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.91円 - 143.20円
ユーロドル:0.9975ドル - 0.9985ドル
ユーロ円:142.68円 - 142.91円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。