ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円 小幅の買い戻し

 14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小幅の買い戻し。4時時点では143.12円と2時時点(142.93円)と比べて19銭程度のドル高水準。日本政府・日銀のドル売り・円買い介入懸念で142.55円まで下押したが、日足一目均衡表・転換線(142.43円)もサポートと意識されると下値を切り上げる動きとなった。一時低下に転じた米長期金利が再びプラス圏に浮上したのも支えとなり、143.17円近辺まで持ち直した。

 ユーロドルは上値が重い。4時時点では0.9979ドルと2時時点(0.9997ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準。新規手がかりが乏しく、値動きは鈍いものの、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース加速の思惑が根強いことが重しとなり、0.99ドル後半で上値の重い動き。

 ユーロ円は小動き。4時時点では142.82円と2時時点(142.89円)と比べて7銭程度のユーロ安水準。143.07円近辺を戻り高値に142円後半で動きが鈍っている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.55円 - 144.96円
ユーロドル:0.9956ドル - 1.0023ドル
ユーロ円:142.30円 - 144.48円

(金)
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