東京外国為替市場概況・12時 ドル円、上昇

 8日の東京外国為替市場でドル円は上昇。12時時点では136.97円とニューヨーク市場の終値(136.62円)と比べ35銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが一時3.46%台まで上昇。昨日、一気に低下方向を攻めすぎた感もあり、反動で利回り水準がやや持ち直した。ドル円は137円台を回復し、137.08円まで上昇した。

 ユーロ円は底堅い。12時時点では143.76円とニューヨーク市場の終値(143.52円)と比べて24銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の円安推移に連動し、ユーロ円も143.89円までユーロ買い・円売りが進んだ。

 ユーロドルはもみ合い。12時時点では1.0495ドルとニューヨーク市場の終値(1.0506ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。対円でドルもユーロも並行して上昇したため、ユーロドルはやや重いながら1.05ドル付近で強い方向感が出ない。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.25円 - 137.08円
ユーロドル:1.0494ドル - 1.0515ドル
ユーロ円:143.25円 - 143.89円

(関口)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。