欧州外国為替市場概況・22時 ポンド、上昇一服

 23日の欧州外国為替市場でポンドドルは上昇が一服。英国は来週月火と休場となり、4連休を控えたポンドの買い戻しで堅調に推移した。ポンドドルは、一時 1.2090ドル、ポンド円は一時160.35円までレンジ上限を広げた。ただ一巡後は持ち高調整の売りに押され、上値を切り下げている。

 ドル円は小幅高。22時時点では132.68円と20時時点(132.61円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。堅調なクロス円や上昇した米長期金利に支えられて一時132.78円付近まで強含み。もっとも、この後に11月米PCEデフレーターなど経済指標を控えており、一巡後は132.60円台まで押し戻されている。

 ユーロドルは下げ渋り。22時時点では1.0621ドルと20時時点(1.0619ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りの上昇を眺め、一時1.0605ドル前後まで弱含みに推移したものの、下値は限定的だった。

 ユーロ円はしっかり。22時時点では140.91円と20時時点(140.81円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。欧州株や米株先物の小じっかりを眺め、一時140.95円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.16円 - 132.81円
ユーロドル:1.0587ドル - 1.0631ドル
ユーロ円:140.07円 - 140.95円

(山下)
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