NY為替見通し=2月米製造業PMI速報値のサプライズに要警戒か
本日のNY為替市場のドル円は、2月米製造業PMI速報値を見極めた後は、24日の日米の重要な経済指標やイベントを控えて動きづらい展開が予想される。
2月米製造業PMI速報値は47.1と予想されており、1月の46.9からの改善が見込まれている。
リスクシナリオ(1)は、1月の雇用統計、消費者物価指数(CPI)、卸売物価指数(PPI)、小売売上高のようなポジティブサプライズ、すなわち、50を上回った場合となる。
リスクシナリオ(2)は、予想を下回るネガティブサプライズとなった場合であり、1月の雇用統計、小売売上高などが、バーキン米リッチモンド連銀総裁が指摘していたように、季節要因による数字だった可能性が高まることになる。
予想通りならば、24日に、東京市場では、1月の日本の消費者物価指数の発表、そして次期日銀正副総裁の衆議院での所信聴取が控えていること、ニューヨーク市場では、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視している1月の個人消費支出(PCE)価格指数の発表を控えていることで、動きづらい展開が予想される。
本日は、24日のロシアによるウクライナ侵攻1周年を控えて、プーチン露大統領による年次報告演説が予定されている。24日に予定されているG7首脳会議に向けて発言内容に要警戒か。
想定レンジ上限
・ドル円:2月17日の高値の135.10円
・ユーロドル:日足一目均衡表・転換線の1.0708ドル
想定レンジ下限
・ドル円:2月16日の安値の133.61円
・ユーロドル:2月17日の安値の1.0613ドル
(山下)
2月米製造業PMI速報値は47.1と予想されており、1月の46.9からの改善が見込まれている。
リスクシナリオ(1)は、1月の雇用統計、消費者物価指数(CPI)、卸売物価指数(PPI)、小売売上高のようなポジティブサプライズ、すなわち、50を上回った場合となる。
リスクシナリオ(2)は、予想を下回るネガティブサプライズとなった場合であり、1月の雇用統計、小売売上高などが、バーキン米リッチモンド連銀総裁が指摘していたように、季節要因による数字だった可能性が高まることになる。
予想通りならば、24日に、東京市場では、1月の日本の消費者物価指数の発表、そして次期日銀正副総裁の衆議院での所信聴取が控えていること、ニューヨーク市場では、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視している1月の個人消費支出(PCE)価格指数の発表を控えていることで、動きづらい展開が予想される。
本日は、24日のロシアによるウクライナ侵攻1周年を控えて、プーチン露大統領による年次報告演説が予定されている。24日に予定されているG7首脳会議に向けて発言内容に要警戒か。
想定レンジ上限
・ドル円:2月17日の高値の135.10円
・ユーロドル:日足一目均衡表・転換線の1.0708ドル
想定レンジ下限
・ドル円:2月16日の安値の133.61円
・ユーロドル:2月17日の安値の1.0613ドル
(山下)