東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、強含み

 3日午後の東京外国為替市場でユーロドルは強含み。17時時点では1.0838ドルと15時時点(1.0794ドル)と比べて0.0044ドル程度のユーロ高水準だった。週明けの欧州勢はユーロ買い戻しで参入し、1.08ドル台をあっさり回復。そのまま目立った押しもなく1.0842ドル付近まで反発した。ポンドドルも1.22ドル後半から1.2320ドル台まで持ち直した。

 ドル円は上昇一服。17時時点では133.53円と15時時点(133.48円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。米金利高を背景としたドル買いが続き、15時30分頃には133.76円まで日通し高値を更新。もっとも一巡後は欧州通貨が対ドルで買い戻された影響も受け、133.50円割れまで上値を切り下げる場面があった。

 ユーロ円は堅調。17時時点では144.73円と15時時点(144.09円)と比べて64銭程度のユーロ高水準だった。時間外のWTI原油先物に再び買いが入ると資源国通貨が対円で強含み、ユーロ円もつれ高となった。反発したユーロドルも支えに、144.78円付近までユーロ高円安に傾いた。
 なおカナダドル円は98.99円、豪ドル円が89.46円まで日通し高値を更新している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.82円 - 133.76円
ユーロドル:1.0788ドル - 1.0849ドル
ユーロ円:143.63円 - 144.86円


(小針)
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