東京マーケットダイジェスト・24日 円底堅い・株高

(24日15時時点)
ドル円:1ドル=159.71円(前営業日NY終値比▲0.09円)
ユーロ円:1ユーロ=170.86円(△0.09円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0698ドル(△0.0005ドル)
日経平均株価:38804.65円(前営業日比△208.18円)
東証株価指数(TOPIX):2740.19(△15.5)
債券先物9月物:143.58円(▲0.05円)
新発10年物国債利回り:0.985%(△0.01%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.129%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。神田財務官が「為替介入、24時間いつでも準備」などと発言するも反応は薄く、9時過ぎに4月29日以来となる159.92円まで上伸。その後は政府・日銀の円買い介入への根強い警戒感を背景に159.60円台まで下押すも、売りの勢いが一服すると159.80円台まで切り返す場面も見られた。

・ユーロドルは下げ渋り。10時過ぎに1.0684ドルまで下押すも、先週末の安値1.0671ドルがサポートとして意識されると徐々に下値を切り上げる動きとなり、15時過ぎに1.0706ドルまで切り返した。

・ユーロ円は堅調。ドル円に連れて170.95円まで上昇後に170.61円まで下押すも、その後は日経平均が堅調に推移する中、ユーロドルがじり高となった事もあり、15時過ぎに4月29日以来となる171.03円まで上値を伸ばした。

・日経平均株価は堅調。小安く始まった後は切り返す動きとなり、一時は上げ幅が300円に達した。特段新規の材料は伝わっていないものの、「円安・ドル高を背景に海外短期筋からの買いが強まった」との指摘もあった。

・債券先物相場は続落。円安を背景に日銀の早期の金融政策修正への警戒感で売りが先行すると、143円42銭まで下落した。なお、日銀決定会合の主な意見が公表されたが反応は限定的であった。

(川畑)
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