14日香港株=続伸か、米インフレ鈍化示す指標が材料

 14日の香港市場は前日の米株高の流れを引き継いで続伸か。米連邦準備理事会(FRB)による利上げの打ち止めが近いとの見方から買いが入りそうだ。注目された3月の米卸売物価指数(PPI)は伸び率が市場予想を下回った。12日発表の3月の米消費者物価指数(CPI)に続きインフレ鈍化を示す内容と受け止められた。

 13日のNY株式相場は主要3指数がそろって反発した。3月PPIは前月比0.5下落%と、横ばい予想に反して低下し、前年比でも2.7%上昇と予想の3.0%上昇を下回った。変動の大きい食品、エネルギーを除くコアPPIも前月比0.1%下落となり、予想の0.3%上昇に反しての低下となった。

 同日の香港株の米国預託証券(ADR)は高安まちまち。英金融大手のHSBC(00005)や中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)が香港終値を上回った半面、中国ネット通販大手のJDドットコム(09618)、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)が下回って引けた。
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